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ココニイルコト-前編-


そう、2年前までなら過去の栄光に縋り付いていたからこの世界に存在し続けていた。

その理由が、少しずつ変化したのはとあるフレ(以下A)が復帰していた事がきっかけだった。
数年ぶりに戻ってきたというAは、元々相当前から知り合いだった。
私が殆どソロで活動していたと話すと

「ならウチの団に来いよ、お前くらいのハンターなら十分歓迎だ」

とグイグイ引っ張る性格だったAに導かれるままに入団。
それが前猟団であり、いつ振りか忘れたくらい久々に自営猟団から離れて活動する事になった。

それからの生活は今までと一変した。

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inすれば誰かしらから声がかかってクエストへ。
世間一般ではそれが普通なのかもしれない。
でも私にとってはそれは普通ではない、久々の感覚。
それまでソロで活動する事に慣れていて戸惑う部分も当然あった。
でもそれ以上に楽しさの方が勝った。
それは間違いなく私を迎えてくれた団員たちのおかげだった。

基本的に何かに行く事になれば、私が単純に行きたくないと拒否しても半強制的に連れて行かされた。
けど私自身に目的があって別の事をやりたい時は好きにやらせてくれたし、手伝いもしてくれた。
そういう気遣いはとてもありがたかったし、こういう団なら所属するのも悪くないなと思った。

それまでは一人気ままに赴くがままに…という感じで日々過ごしていた。
当然一人では困難なクエストもあったし、そういう壁に当たった時は不満を爆発させた時もあった。
ただ一人で過ごしていく上では避けられない事だと思っていたし、私のわがままに誰かを巻き込みたくなかった。
私なんかのために誰かの時間を奪う事は憚られたから。
誰かの時間を奪う以上、必ずどこかで埋め合わせしなければならない。
そういう義務感が重荷だと感じていた部分もあった。
というより"義務感"を背負うくらいなら一人でいい。
ある意味妥協的な思考だった。

それまで抱えていた一人での限界がなくなり、一方である程度自分のペースで活動できる環境になった事で私の存在理由も少しずつ変化していった。

団員たちのために、何かできないかな…と。

団員が何かいくとなればできる限りついて行った。
入魂も頑張った。
何か悩みを抱えていれば、朝方まで話を聞いた。
それまでの自分自身からすれば、信じられないくらいの変化だった。

書いているうちに、絆や楽しさに縋らなくなっていった理由を思い出した。
この世界へ順応するため、それが理由だった。
この世界の前線で戦い続けるために、即ち自分のために絆や楽しさを犠牲に強くなっていった。
身を窶すように思考停止の連戦に没頭した。
ただただ強さが欲しかった。
フレに追いつくためだった。
追いついたと思ったその時には、フレはこの世界から居なくなっていた。
今振り返れば皮肉だったし、愚かだった。

フレとして意気投合しても、距離をつかむ事が苦手だった事も要因だった。
迷惑だと思われたくなかったから、基本的にこちらからは声をかけなかった。
故に意気投合してもそれっきりで疎遠になる事ばかりだった。
それも結局は私の勝手な思い込みだった。

そんな愚かな自分に気付いた時、私は絆なんて求めてはいけないハンターだと悟った。
居ても居なくてもいい存在なら居ない方がマシ。
ならば一人でいい。
一人で活動する以上、全ての障壁は自分で乗り越えなければならない。
楽しさなど、障壁に対応するべく必死でいつしか忘れていた。
負が負を呼ぶ連鎖だった。

思わぬ形ではあったけど、変わるきっかけを与えてくれたAには感謝しかない。

しかし、そんな楽しい日々も永遠ではなかった。
環境の変化に付いていけなくなった団員が、一人ずつ居なくなった。
猟団に招いたAも居なくなり、最終的に殆ど一人という状況になった。
そして今、自営猟団という元の鞘に納まる結果になった。

前猟団から自営猟団に戻るまでの間に旧来からのフレだったBがこの世界に戻ってきて、今はBと共に日々ハンター生活を送っている。
ただBは週の大半は殆ど1時間/日程度しか居ない上、時間帯が合わない事も往々にしてあるため、一人の時も多いという元の木阿弥になりつつある。

それでも前の私とは違う。
復帰してすぐのBに積極的に声をかけた。
まずここから以前の私とは違った。
装備更新から週毎の目標まで、事ある毎にアドバイスした。

フレとして意気投合しながら、声をかけずに後悔した己に決別する為に。

私のような極端な例を除いて、一人で生きていくには厳しいこの世界。
そんな世界に戻ってきただけでも貴重だという事はこの世界を知るハンターなら周知の事実。
私ができる事はやろうと決めた。

その結果、Bのやる気もあって今では私より装備では先を行く程になった。
このまま行けば、間違いなく私を越えていく事になると思う。
今やBに私が頼っているくらい頼もしくなった。
自覚する程度には性格が悪く人見知りな私に理解を示し、お互い辛い時にはストレートに言い合える。
私のハンター生活にとって必要な存在になった。

今は惰性だけで続けている訳ではなくなった。
もはやBのおかげで続いていると言っても過言ではない。
日々少ない時間ながら共に過ごす時間がある事が私にとっては良かったのかもしれない。
一人の時間もあるから依存し過ぎないし、お互い一人では限界がある事も協力して乗り越えられている。
適度に自立しつつ協力する関係がうまくいっている理由なのかもしれない。

私の事をここまで理解してくれる存在は、これから現れる事はないと思う。
自分自身、万人から理解されにくいと自覚しているからこそ。

Bが居なくなったらどうするかって?
その時はまた考えればいい話。
絆を嘲笑うかのように残酷に変化していくこの世界で、いつ誰が居なくなってもおかしくない事なんてわかりきってる。
ならば今は自分のできる事をやるだけ。

結局なんだかんだでこの世界の終わりを見届けるのかもしれないけど。

やっぱり
「ハンター生活を続けている理由」
は答えられそうにない。

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あとがき

いつもと文体を変えたのは
主張やとりとめのないもどかしい意識を吐き出すだけの内容だったから
という理由です。
書いている途中で後編の方が長くなるだろうと見ていたら思った以上になってました…
Bの誕生日には間に合わなかったものの、私なりに日々の感謝の気持ちや祝福の意味も込めて書いていた部分もあったのでその分長くなりました。
なかなか面と向かっては言い辛い性格なのでこういった形でしか書けなかったですし。
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Comment
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共感できる部分は多々ありました。
AさんもBさんも読んでくれるといいですね(^^)
カノンさん、コメントありがとうございます。


> 共感できる部分は多々ありました。

ありがとうございます。
最後の方はかなり苦しかったですが、何とか書き切りました。

> AさんもBさんも読んでくれるといいですね(^^)

まぁいつか気付いたらいいなーって感じです。
基本的に恥ずかしいので(´・ω・`)
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(17/10/27更新)

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